お腹の中のちょうちょ

ピアニスト田坂麻木の音楽と関係あったりなかったりな日々の記録

【Vleugel通信】ホームページ


お天気の良い日が続いておりますが、

頬を伝う風は冷たいですね。


この度、主宰している音楽教室のホームページを開設致しました。


コースの細分化、教室理念、そして当教室の小さなピアニストの皆さんが掲載されておりますので、是非見て頂きたいです✍️

https://www.vleugel.info

 

今月は来年度の発表会の曲決めをします。

楽しみです!

 

【ピアノ教室Vleugel 】3年目を迎えました!

 

皆さま、もうすぐ小正月を迎える時期になってしまいましたが、改めまして、、、

明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い致します😌

 

今年の抱負は、

とにかくたくさんの音楽に触れ

自由な感想・発想をアウトプットして

演奏に還せるよう進んでいきたいと思います!

 

そして、本日1月11日を迎え、

ピアノ教室Vleugelは3年目をスタート致しました!

 

保護者の皆さまのご理解やご協力、

そして何より生徒さん自身の小さな積み重ねにより

大きな成長をすぐ側で見届けることができました😌

 

今年も一人ひとりが持つ原石が

どのような輝きを放つのか、

とっても楽しみです。

そして、その輝きを見逃すことの無いよう

より一層気を引き締めて努めて参りたいと思います。

 

 

ピアノ教室

田坂麻木

 

2019年

今年は"初めて"が盛りだくさんの1年でした。

 

4月から大学でのお仕事が始まり、

6月はお教室初めての発表会で、生徒さんたちの輝く姿を間近で見届けることができ、

7月には2回目の佐藤友香さんとのデュオで新たな楽曲達と出会い、

10月はソロリサイタルで新シリーズを開始、また、長年の夢であった母園での子供達のためのコンサートを開催させて頂き、

11月には高岸卓人さんと初共演、向井響さんに新曲を提供して頂くという、この上ない機会に恵まれました。

 


少しずつ少しずつ輪が広がり、夢を一つずつ実現することができ、2019年も幸せな年でした。


演奏会に足を運んでくださった皆様、心より感謝申し上げます。

来年も色々なコンサートを企画しておりますので、また応援して頂けると嬉しいです!皆様からいただく暖かいお言葉が、全ての演奏のエネルギーになります。

そして、2020年のソロリサイタルは色シリーズ第3弾"黄色"を予定しております!皆様の装いを今から楽しみにしています☺️


今年も大変お世話になりました。

新しい1年も、

幸せいっぱいの年になりますように。

どうぞ皆様、良いお年をお迎えください。


田坂麻木

 

 

 

【for B】終演致しました!

こんばんは☺️

今回から始めましたレターシリーズ"for B"では、初めてのバレエ音楽に挑戦し、ドイツ3大Bの作曲家の作品をご紹介させて頂きました。


4歳から88歳までの幅広い年齢の方々に応援していただき、無事終えることができました。いらして下さった皆様、本当にどうもありがとうございました😌


これからも大好きなピアノと真摯に向き合って精進して参りたいと思います。

年に一度のソロリサイタルでまたお目にかかれましたら幸いです。


今後の演奏活動に参考にさせて頂きたいと思いますので、ご感想等メッセージをお寄せいただけましたら有り難いです。下のコメント欄にお願い致します🤲

 

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少し早いですが、、、

来年のリサイタルは音のパレット第3弾

黄色を予定しております。

黄色の装いで皆様にお会い出来ることを楽しみにしております!

 

田坂麻木

【for B】⑤Moon light Sonata/ピアノソナタ 月光

For Bプログラムノート最終回の今回は

どこかで一度は耳にしたことがある、

ベートーヴェンの月光》について。

 


静かな湖の水面にくっきりと映った触れる事のない月の光が、心の奥底を照らすように、粛々と音楽が進んでいます。

 


高校生の頃、音楽の授業で観た、実話を基に作成された映画【ベートーヴェン不滅の恋】。激動の時代を生きるベートーヴェンと、教え子で後に恋に落ちるジュリエッタとのやり取りが描かれていいます。

 


その映画の中で忘れられないシーンがあります。


ベートーヴェンに娘が恋していると知った父親は、彼女に彼の耳が聴こえなくなってることを伝え恋を諦めさせようとします。父の言葉を信じようとしない娘は、自分の目で確かめに行く事に。

そこには、耳をそのフォルテピアノ(当時のピアノ)にあてながら、自分の弾く月光を必死で聴こうとするベートーヴェンの姿がありました。

 


父親が話していたことが本当であり、自分に打ち明けてくれなかったという裏切られたように感じたジュリエッタはそのままベートーヴェンから距離を置きます。

 


またベートーヴェンも、難聴になり、自分の"音楽家"としての立ち位置が奪われていく不安、それを認めたくない自分とその事に気付かれたくなかった彼女からの失望により、ひどく落ち込んでしまいます…

 

 

という、劇的なシーンはいつ見ても胸が痛くなります。

 

15分程の短いソナタですが、激動の人生がギュッと濃縮されたような密度の高い音楽を、お楽しみください。

 

 

 

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最終回までお読み頂きありがとうございました!

 

さて、来週の土曜日はいよいよリサイタルです!

来週のこの時間に、皆様とお会いできるのを楽しみに会場でお待ちしております☺️

 

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田坂麻木 ピアノリサイタル

for B

2019/10/05(土)

18:30開場(19:00開演)

⚠️上記の開場時間に合わせて、ホールまでのエレベーターが作動致します。お時間をご確認の上お気をつけてお越しいただきますよう、宜しくお願い致します。

 

@和光大学ポプリホール鶴川

チケットはこちらから:

田坂麻木 ピアノリサイタル -for B- in東京 - パスマーケット

 

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【for B】④Rhapsody No.2/ラプソディー2番

今日はブラームスが作曲した2つのラプソディーop79/2について…

 

1877年から1879年にかけて、ブラームスは夏の間、オーストリア南部のケルンテン州にあるペルチャッハという町で過ごしました。

この町はアルプスの山々に囲まれ、ケルンテン州最大の湖、ヴェルダー湖が美しく水面を輝かせる自然豊かな地です。

ブラームスはこのペルチャッハの自然の美しさを好み、親交のあったクララ・シューマン(1819-1896)に宛てて「(ペルチャッハには)たくさんの旋律が飛び交っていて、それらの旋律を踏みつけないようにしなければならない」と手紙を書いたそうです。


このラプソディーも3回目の滞在であった1879年の夏に同地で作曲が開始され、翌年1880年ブラームス自身によって初演されました。


この作品はブラームスが最も心を許したと言われる弟子の作曲家エリーザベト・フォン・シュトックハウゼン(1847-1891)に献呈されています。


2曲からなるラプソディの、今回は2番をお届けします。曲の冒頭から1小節ごとに転調し、雄大な景色を作り上げます。大自然の寛大さをベースに、美しく儚げに奏でられる心情をお楽しみ頂ければとおもいます!

 

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田坂麻木 ピアノリサイタル

for B

2019/10/05(土)

19:00開演(18:30会場)

@和光大学ポプリホール鶴川

チケットはこちらから:

田坂麻木 ピアノリサイタル -for B- in東京 - パスマーケット

 

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【for B】③ Italian concerto/イタリア協奏曲

人生で一番最初に聞いたクラシック音楽って覚えていますか?

 


父の書斎で見つけた

白地にオレンジと茶系の絵画がプリントされたCD。

収録されていたのは、バッハイタリア協奏曲

それが私の初めて聴いたクラシック音楽でした。

 


イタリア協奏曲(独語:Italienisches Konzert)BWV971はバッハ作曲の1735年に出版された、チェンバロ独奏のための全3楽章の協奏曲です。

 


一瞬で惹き込まれ、

この曲ばかり聴いていました。

いつかこれを弾けるようになりたい、が

ピアノを弾けるようになりたい、になり

ピアニストになりたい、と夢に変わるまで

時間はかかりませんでした。

 


収録はピアノではなく、チェンバロで演奏されているものだったのですが。笑

 


チェンバロとは、姿形はピアノに似ていますが構造や音質は全くの別物。内部に張り巡らせている弦をハンマーで叩いて発音するピアノに対して、弦自体を爪で弾いて音を出すチェンバロはギターのような音を奏でます。

 


チェンバロで再現されていた弦楽器のアンサンブルのような豊かな音に、現代のピアノがもつ管楽器や歌声のような伸びやかな響きを織り交ぜ、表現の幅が広がったイタリア協奏曲をお楽しみにいただければと思います。

 

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田坂麻木 ピアノリサイタル

for B

2019/10/05(土)

19:00開演(18:30会場)

@和光大学ポプリホール鶴川

チケットはこちらから:

田坂麻木 ピアノリサイタル -for B- in東京 - パスマーケット

 

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