お腹の中のちょうちょ

ピアニスト田坂麻木の音楽と関係あったりなかったりな日々の記録

【for B】終演致しました!

こんばんは☺️ 今回から始めましたレターシリーズ"for B"では、初めてのバレエ音楽に挑戦し、ドイツ3大Bの作曲家の作品をご紹介させて頂きました。 4歳から88歳までの幅広い年齢の方々に応援していただき、無事終えることができました。いらして下さった皆様…

【for B】⑤Moon light Sonata/ピアノソナタ 月光

For Bプログラムノート最終回の今回は どこかで一度は耳にしたことがある、 《ベートーヴェンの月光》について。 静かな湖の水面にくっきりと映った触れる事のない月の光が、心の奥底を照らすように、粛々と音楽が進んでいます。 高校生の頃、音楽の授業で観…

【for B】④Rhapsody No.2/ラプソディー2番

今日はブラームスが作曲した2つのラプソディーop79/2について… 1877年から1879年にかけて、ブラームスは夏の間、オーストリア南部のケルンテン州にあるペルチャッハという町で過ごしました。 この町はアルプスの山々に囲まれ、ケルンテン州最大の湖、ヴェル…

【for B】③ Italian concerto/イタリア協奏曲

人生で一番最初に聞いたクラシック音楽って覚えていますか? 父の書斎で見つけた 白地にオレンジと茶系の絵画がプリントされたCD。 収録されていたのは、バッハのイタリア協奏曲。 それが私の初めて聴いたクラシック音楽でした。 イタリア協奏曲(独語:Ital…

【for B】②Nutcracker くるみ割り人形

前回に引き続きチャイコフスキーのバレエ音楽作品について。今日は皆さん1度は耳にしたことがある、《くるみ割り人形》のお話です☺️ 主人公はシュタールバウム家の末娘、クララ。 クリスマスイブの夜、自宅ではパーティが開かれ、子供も大人もダンスを踊って…

【for B】① Sleeping Beauty 眠り姫

残暑の中にも秋の風を感じる季節になりました。皆さまお元気でいらっしゃいますでしょうか。 さて、10月5日のリサイタル-for B-に先立ちまして、当日のプログラムノートには書ききれない各曲の説明を、ブログにて5回にわたってお届けしたいと思います。 新し…

【Duo Parel 国民楽派-終演-】

先週の土曜日、 DuoParel2回目の演奏会 【国民楽派のしらべ】が無事終演いたしました! 今回も会場いっぱいのお客様と 音楽を共有できました事、とても嬉しく思います。ご来場頂いた皆様、ありがとうございました。 また、遠方より会場にお花を贈って頂いた…

1st Students Concert

先週の日曜日に、記念すべき第1回発表会を終えました。 開講当初から、5人生徒さんが集まったら発表会を開きたい!と夢みていました。その夢を小さなピアニスト達が叶えてくれました。 2月頃から各々の好きな曲調や気になる作曲家を教えてもらい、候補をい…

自信貯金

大変ご無沙汰しております。 みなさま、お元気でいらっしゃいますでしょうか。 桜の花も満開になり 本帰国してから2度目の春を迎えました。 先週、今年度最後のレッスンが終わりました。 2018年の1月から開講し、集まってくださった小さなピアニストの皆さん…

2018年

2018年も残り数時間。今年も大変お世話になりました。 学生を卒業して、自由の身になって過ごした初めての1年。山あり谷ありでしたが、思い返すと出会いにあふれた年でした。 初春には、慣れ親しんできたクラシックとは違うミュージカルの音楽に触れる機会を…

【Vleugel】クリスマス会

こんばんは。 久し振りのブログになってしまいました… リサイタルが終わり、気が付けばあっという間に師走。昨年までは"学生"として忙しい年の瀬を過ごしてきましたが、今年からは文字通り"師"として慌ただしい毎日を送っています。 今年の1月から開講したピ…

プログラム⑤ ラフマニノフ 愛の悲しみ/愛の喜び

さて、プログラムノートも今回が最終回です! 最後を飾るのは、 ラフマニノフ編曲 愛の悲しみ/愛の喜び です。 音楽好きな方ならこの2曲がもともとヴァイオリンの為に書かれた曲だということをご存知かもしれません。 ヴァイオリニストであり作曲家であるオ…

プログラムノート④ラフマニノフ:前奏曲

これまでの長い音楽の歴史の中で、前奏曲というスタイルは様々な捉え方をされてきました。 元来、即興的に演奏されるものでしたが、後にそれを楽譜に書き残すようになり、演奏技術を披露したり、自由な作風を受け入れる曲と変貌していきます。 コースの前菜…

プログラムノート③ショパン バラード3番

私がこの曲に出会ったのは、中学3年生の秋。高校受験の入試の課題曲でした。その当時は先生に言われたことをとにかく頭と身体に叩き込むことに必死で客観的に音楽を楽しむ余裕はありませんでした。月日は流れ、、、10余年、、、10余年?!?!流れすぎた気も…

プログラムノート② ショパン スケルツォ第2番

スケルツォ4曲中、最も人気の高い作品です。どこかで耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。 変ロ短調の何かを問いかけるような3連符に、決別を告げるような鋭い和音が対になって曲は幕開けします。変二長調で世界が広がり、ショパンらしい半音の…

プログラムノート①ショパン 英雄ポロネーズ

みなさん、こんにちは。お元気ですか。久しぶりの更新となってしまいました。完全帰国をしてからあっという間に1年が経ち、第5回リサイタル 音のパレットシリーズ vol.2 Opus.赤 まで1ヶ月を切りました!そこで、リサイタル前恒例のプログラム解説を今日から…

ピアノ教室Vleugel

この春から新生活をスタートさせた皆さん、 おめでとうございます☺︎ 6年間住んでいたオランダでは 夏休みが終わり秋の灰色の空に移り変わる 9月に新年度を迎えるので、 この桜や新芽が爽やかに風にそよぐ4月に 背中を押されながらはじめの一歩を踏み出すのは…

保育見学

1月から開講したピアノ教室も おかげさまで小さな生徒さんから 大人の方まで体験レッスンにお越しいただき 新しい風が吹く日々を過ごしております。 留学していた音楽院では教育学の一環で5歳から15歳までの子供達のレッスンを受け持っていました。 また…

試弾

ご無沙汰しております。 あっという間に3月になり、 梅や桃のやわらかい香りが漂う季節がやってきました。 6年ぶりの日本の春に心踊る日々です☺︎ さて、今日は今秋のリサイタルに向けて ホールのピアノを試弾して参りました! 過去4回のリサイタルでは オー…

帰国記念リサイタル

先週の土曜日に、師走にも関わらず大勢のお客様に見守られる中、無事に帰国記念リサイタルを開催する事ができました。 そしてリサイタルが終わると同時に、私の留学生活も6年の幕を閉じました。 今回はアンケートも実施したくさんの方々がご回答してくださっ…

プログラムノート④III ショパン/ポロネーズ 第5番 op.44

みなさん、こんばんは! リサイタルまで1週間をきりました。 プログラムノートも今回が最終回です。 今日はショパン ポロネーズ 第5番 op.44について。 ポロネーズには、 英雄・幻想・軍隊と愛称のある曲が多く、 この5番にも付いています。 英語で、 Tragic…

プログラムノート④-II ショパン/前奏曲15番 「雨だれ」

こんばんは。 リサイタルまであと2週間! プログラムノートも残すところあと2回となりました。 今回は先週に引き続きショパンの楽曲、 彼の作品の中でもよく耳にする「雨だれ」について。 この曲は全24曲からなる前奏曲op.28に収録されています。ショパンが…

プログラムノート④-I ショパン/ノクターン 遺作 嬰ハ短調

こんばんは。 11月も残りわずかとなり、 リサイタルの本番が近づいてまいりました! 今日から3週に分けて、当日お届けするショパンの作品のついてブログを綴っていきたいと思います。 今回はノクターン 遺作 嬰ハ短調について。 1830年ごろ(当時20歳前後)シ…

プログラムノート③-プロコフィエフ/ピアノソナタ第3番

こんばんは! 近所の銀杏並木もすっかり黄色に染まり、日増しに寒さが身にしみるようになりました。みなさん、いかがお過ごしでしようか。 第3回目のプログラムノートは、 プロコフィエフのピアノソナタ3番です。 私が個人的に好きな作曲家の1人です。 ロシ…

プログラムノート②ードビュッシー/ベルガマスク組曲

みなさん、こんにちは! 三連休は秋晴れが続き、 とても気持ちが良かったですね! さてプログラムノート第二回目は、 みなさんご存じ「月の光」が集録されている ドビュッシー(1862-1918)作曲 ベルガマスク組曲です。 4つの小品からなるこの組曲は 189…

プログラムノート①-ハイドン/ピアノソナタ Hob XVI/34 ホ短調-

みなさん、こんにちは。 ご無沙汰しております。 お陰様で無事に6年間の留学生活を終え、 この秋日本に完全帰国致しました! ヨーロッパで得た知識や経験を生かし、 これからは日本を拠点にリサイタルやレッスンだけでなく、 様々な形でクラシック音楽をより…

自慢

…させてください。私の大切な人達のこと。 昨日の26日に25歳になりました。小さい頃のように自分の誕生日を指折り数えてわくわく待つことは歳をとるごとに少なくなり、忘れてしまう年もあったりします。 それでも私の周りに居る優しさ溢れる人たちのおかげで…

オケ体験

先週の土曜日、 友人に誘われて参加した "アインシュタインについてのレクチャー"の公演がデルフト工科大学でありました。 このレクチャーは、 科学者でありコメディアンである朗読者が大筋を説明しながら、 ダンサーとオーケストラで、アインシュタインの発…

なんて日だ!

と、叫びたくなるときも たまにはありますよね。 今日はそんなある日についてのお話。 遡ること数ヶ月前、 修論提出に追われ、徹夜の日々を過ごしていました。 そんな睡眠時間も練習時間もままならない中、 私のスケジュール管理の甘さで、 1日に ランチコン…

日本歌曲

丁度1か月前、隣町ライデンで 日本音楽を中心としたコンサートがありました。 私が通う音楽院から歌手3人とともに、 普段意識せず使っている言葉や、 自分の国の文化について改めて考える貴重な時間となりました。 ....と、定型文のような感想はこれぐらいに…