【for B】③ Italian concerto/イタリア協奏曲
人生で一番最初に聞いたクラシック音楽って覚えていますか?
父の書斎で見つけた
白地にオレンジと茶系の絵画がプリントされたCD。
収録されていたのは、バッハのイタリア協奏曲。
それが私の初めて聴いたクラシック音楽でした。
イタリア協奏曲(独語:Italienisches Konzert)BWV971はバッハ作曲の1735年に出版された、チェンバロ独奏のための全3楽章の協奏曲です。
一瞬で惹き込まれ、
この曲ばかり聴いていました。
いつかこれを弾けるようになりたい、が
ピアノを弾けるようになりたい、になり
ピアニストになりたい、と夢に変わるまで
時間はかかりませんでした。
収録はピアノではなく、チェンバロで演奏されているものだったのですが。笑
チェンバロとは、姿形はピアノに似ていますが構造や音質は全くの別物。内部に張り巡らせている弦をハンマーで叩いて発音するピアノに対して、弦自体を爪で弾いて音を出すチェンバロはギターのような音を奏でます。
チェンバロで再現されていた弦楽器のアンサンブルのような豊かな音に、現代のピアノがもつ管楽器や歌声のような伸びやかな響きを織り交ぜ、表現の幅が広がったイタリア協奏曲をお楽しみにいただければと思います。
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田坂麻木 ピアノリサイタル
for B
2019/10/05(土)
19:00開演(18:30会場)
@和光大学ポプリホール鶴川
チケットはこちらから:
田坂麻木 ピアノリサイタル -for B- in東京 - パスマーケット