お腹の中のちょうちょ

ピアニスト田坂麻木の音楽と関係あったりなかったりな日々の記録

プログラムノート①ショパン 英雄ポロネーズ

 

みなさん、こんにちは。お元気ですか。
久しぶりの更新となってしまいました。
完全帰国をしてからあっという間に1年が経ち、
第5回リサイタル 

音のパレットシリーズ vol.2 Opus.赤🌹

まで1ヶ月を切りました!

そこで、リサイタル前恒例のプログラム解説を
今日から5回(予定)にわたってお届けしたいと思います。


誰もが一度は耳にしたことのあるこのポロネーズは1842年に作曲されました。
自分の曲に副題をつけることをあまり好まなかったショパン
この“英雄”というのも例外ではありません。
ショパンの恋人である女流作家のジョルジュサンドは、1848年フランスで勃発した2月革命の最中銃撃に倒れる革命の労働者たちと、このポロネーズに宿る霊力、活力、精神力を重ね合わせ、この音楽こそが英雄を象徴するものとなる!とショパンへの手紙に記していたことから“英雄ポロネーズ”と名付けられたそうです。

勇ましく突き進んでいく推進力を持ち、ショパンらしい繊細で甘美なメロディーを経て、いくつもの起承転結を含んだ音楽になっています。

小さい頃の憧れの曲を皆様にお届けするのが楽しみです!



田坂麻木ピアノリサイタル
🌹Opus.赤
2018/10/13(土)
19時開演(18時30分開場

大泉学園ゆめりあホール
ドレスコード赤いものを身に付けてお越しくださ

チケット: https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01euy8zmvckr.html

f:id:tasakamaki:20180917194941j:image